ノキア、公衆無線LAN事業に参入!?
いや、昨日家に帰って夕刊広げたら、そうなのか?っていう見出しが目に入ったからさ。
たぶん、以下のサイトと内容は同じ(微妙に文言とかは異なっているのかも知れんが)。
ノキア、携帯で公衆無線LAN 全国6000カ所
携帯電話機の世界最大手ノキアは携帯電話で公衆無線LAN(構内情報通信網)が使えるサービスを日本で始める…
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=AS1D2408R%2025062008
ね。なんかノキアが公衆無線LANサービスを始めるみたいじゃん、ぱっと見ね。
ところが、読み進めていくと…
ソフトバンクテレコムとライブドア、空港情報通信が運用する接続ポイントを利用できる。全国のJR主要駅や成田空港、日本マクドナルドの店舗などが含まれる。
ん?既存の接続ポイントを利用するの?あれ、じゃぁノキアは何のサービスを開始するの?
あ、「携帯電話で公衆無線LANを使える」事をサービスするのか。
…うーん、それって無線LAN機能搭載携帯ってこと?そんなの、日経の1面で取り上げるような話しなの?
新しい機種でも出るのか?
それにHTCの既存の機種はどうなる?あれは携帯じゃなくてスマートフォン?
だったらノキアのだってスマートフォンだよねぇ。
んー、…あれ、この接続ポイントを運用している会社って…あれれ、ワイヤレスゲートじゃないの、これ?
で、ようはこういうことでしょ?
公衆無線LAN接続サービス「ワイヤレスゲート」 ノキア製携帯電話に対応
ワイヤレス・ブロードバンド・プラットフォームを提供する株式会社トリプレットゲート(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:池田 武弘、以下 トリプレットゲート)は、このたび、トリプレットゲートが運営する公衆無線LAN接続サービス「WirelessGate(R)(ワイヤレスゲート)」のノキア製携帯電話利用者向け(*1)接続ソフトウェア「WirelessGate Connection for S60(ワイヤレスゲートコネクション for S60)」を開発し、6月27日よりダウンロード提供開始いたします。
http://www.tripletgate.com/wirelessgate/news/nokia.html
なんか、これだけよむと、日経の記事とは全く逆で、ノキアが提供してもらっているみたいにも見える。実際には
ノキア・ジャパンとトリプレットゲートは6月25日、トリプレットゲートが提供する公衆無線LANサービス「WirelessGate」用の接続ソフト「ワイヤレスゲートコネクション」が、ノキアのS60搭載端末に対応したことを明らかにした。
「WirelessGate Connection for S60」は、Nokiaの公衆無線LANサービスへの自動認証フレームワーク「WiFi Hotspot Framework」を利用した接続ソフト。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0806/25/news077.html
ということらしい。ノキアのフレームワークを利用しているから、まぁどっちが提供とかって、微妙だし、別にどうでもいい話ではある。
だけど、公衆無線LANが使える、さらにいえばワイヤレスゲートコネクションが使える携帯電話なんて今までだってすでにあったわけで…
だから、「ノキアが対応した」「ノキアでも使えるようになった」っていう記事ならわかるんだけど、なんだこのトーンは?ものすごい違和感を覚えたのは俺だけか?